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Microsoft Build 2022 WinUI 3とWindows App SDK 1.1

毎年恒例、5月に開かれる開発者向けイベント Microsoft Build 2022 が今年も開催された。

オンライン開催は去年と同様だが、今年はこれまでと異なり20以上の日本人による日本語での日本向けセッションが持たれた事が特筆すべきことだ。私も Windows 11の使いこなし 「Insider Preview からFeedback Hubまで」 のテーブルトーク セッションを担当者した。これら日本語セッションは日本マイクロソフトの中の人や、多くのMVP受賞者も参加して、事前準備やリハーサルをはじめ、参加することだけでも結構楽しませて頂いた。

そんな事情から、各日本語セッションは多方面ですでに紹介済なので、詳細は別の機会に取り上げることにして、ここでは個人的に気になったWindows プラットフォームとWinUI 3に関係するセッションを取り上げる。

Microsoft.Docs のWDK DDI 日本語翻訳

長年望んでいた夢が一つかなった。というと少し大げさだが、正直言って無理だとあきらめていたことが実現された。ドライバーとカーネルのソフトウェア インターフェース(DDI, Device Driver Interface)のリファレンスが全て日本語に翻訳された。機械翻訳の部分もあり、決してまだ全てが読み易くは無いが、まずは大進歩である。

以前機会があった時に、これの日本語翻訳を要望していて実現して貰った訳だ。実はこの様な日本語版の翻訳の実現は、今回が初めてではない。2006年に初めて Microsoft MVP をDDKカテゴリーで受賞し、Microsoft 本社で DDKチームと沢山ミーティングをした。その時日本語訳が必要なドキュメントがあれば遠慮なくリクエストして欲しいと言われたのだが、約半年後に実現して貰った。当時はまだ Windows Driverやカーネルの技術文書のほとんどが英文だった時代。たまたま自分が開催した Windows ドライバーセミナーの受講者と意気投合して、KMCS (Kernel Mode Code Signing) 関連のドキュメントの日本語訳をメールでリクエストした。

補足するとこれは当時、リリースしたばかりの Windows Vista 64bit版のカーネルモードで動作するドライバーだけは、コードサイニング署名が付いてないと動作しない、という新しい仕組みだ。ドライバーが正常にインストール出来ても動作しないのと、ドライバーの署名とは何か?ということが、当時の開発者にとってはわかり難くかったので、良く覚えている。

参考)
Kernel-Mode Code Signing Requirements(カーネル モードのコード署名の要件

PCハードウェアの正常性検証

Windows PCネタである。元々は、Microsoft コミュニティで Windows PC に関しての似たようなトラブル相談が多くあり、回答者によって回答内容やレベルもまちまち、中にはハードウェアの正常性を良く確認しないまま再インストールを勧める回答もあったので、一石を投じるつもりで書いたものだ。

PC ハードウェアの正常性検証(Part 1)設置・運用・環境とメモリ
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/pc/b19a6727-b90a-4...

PC ハードウェアの正常性検証(Part 2)ディスクドライブ・電源とまとめ
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/pc/cb9cd87c-2745-4...

これらを公開してしばらく経つ。直接これらの記事を参照するコミュニティでの回答は無い(それはどうでも良い)が、この記事を公開した後から(たまたまのタイミングかも知れないが)他の回答者達が以前の様にやみくもに再インストールと言わなくなり、ハードウェアの正常性に着目して、SMARTや CrystalDiskInfo で検証せよとか、メモリーを確認せよや Memtest86+ に言及する様になったのは良かったと思う。

Windows ドライバー開発環境

どの様な開発環境で、どのOS用のWindows デバイスドライバーを開発するか?という話である。非常に簡単なことだが、世の中にはそのための作業をしようとしているのにも関わらず、また目立つ然るべきところちゃんと書いてあるにも関わらず、それを知らない人が多い様子なので改めて書いてみる。

答えを先に書くと、今も、そしてこれから先も当分の間は、Visual Studio 2019Windows 11 WDK だけを使うことで、あらゆる種類のドライバーが開発できる。またそれ以外は使うべきでは無い。

例えば先日あった次の間違いがある。teratail の次の質問だ。

Windows 自作PC

他人にはあまり話をしたことが無い趣味がある。趣味といってもかなり仕事に関係しているのだが、自分の嗜好に依る部分が多いのと、それ自体では決して利益を生まないのでやはり趣味である。自作PC組み立てである。自作といっても部品を購入して組み合わせて電源を入れて、OSをインストールするだけである。それだけの事だが、新しく組み合わせた環境で見事にWindowsが立ち上がると、いつも嬉しくなる。


初めて組んだPC-AT互換機のCPUは80386SXで、まだ80486が登場する前だった。おそらく1988年頃だったと思う。会社でこれからのデジタル複合機のフロントエンドははPC互換機だと試作を始めた人がいて、CPU付マザーボードと電源と他の部品を部内の開発者に配って、PC-AT互換機活用と自作の啓蒙活動を始めた。Microsoft Windows At Work が1993年なので、5年ぐらい早かった。残念ながら製品化はならなかった。個人的にはその後PC AT互換機組み立てに詳しい友人達が出来、また秋葉原や香港で毎年の様にマザーボードを買い漁っては組み立てた。秋葉原では当初、グロリアシステムズ、ロビン電子、ぷらっとホーム、若松通商ぐらいでしかPC互換機用の部品は入手できなかった。最初に買った自作用の486マシンは専門店のグロリアシステムズだった。他の店は他の部品販売との兼業で、PC互換機専門店というわけでは無く、妙にPC-ATに詳しいグロリアの親父さんには信頼があった。プロサイドが互換機ビジネスを始めるかなり前の事だ。香港は当時新婚旅行以降、夫婦で毎年の様にバケーションで出かけた。自分の目的はPC一筋で、5か所の電脳街は庭の様に詳しくなった。香港で最初に、慎重に選んで買ったマザーボードは、高登電脳市場に丸二日通って数十種の中から選び抜いたものだ。当時ほぼ全てがメーカー名を隠しての販売だったが、その選び抜いて入手した虹色のマークの外箱のVLB 3スロットの高機能マザーボードは、後のASUSTEK社の製品だったと判明した。これを買った店の店員は、後に雑誌Super ASCIIの取材にも載った青年で、仲良くなり何回か双方を往来して仲良くなった。

OSもMS-DOSから始まってWindows 3.1、Windows 95、98へと進化した。台数が増える自作機用のOS調達は大変なので、この頃から毎年 MSDN Developer Network(現在のVisual Studio Professional with MSDN)を購入し始めて、毎年大量の CD-ROM が送られて来た。各種UnixやLinuxも試した。

Old Windows, New Windows!

先々月、Windows 11がリリースされた。関連してそのWindows 11と、古いWindowsも含めた 次の Windowsついて取り上げる。

  • Windows XP
  • Windows 7 SP1
  • Windows 8.1
  • Windows 11

Windows XP

Window XP は、主に組み込み用途やWindowsによるハードウェア制御使用用途の関係で、まだ使っているという話を時折聴く。このブログでも以前、Windows XP をどうやって使いこなすかについてまとめた。つい先日も動作を試す機会があったが、いまだに新しい Windows Update が提供されるのを確認した(追記:その後停止を確認済)。サポート期間とは何だろうかとか、非対応環境にインストールした Windows 11 には更新プログラムを受け取る資格がなくなるとのことだが、正しい、または正確な情報であろうかと考えてしまう。

リンク:最小システム要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールする

リンク:いまどき Windows XP を動作させる

Windows APO と Equalizer APO

2021年後半、Windows APO を開発した。開発を経験して今まで知らなかった事を少し理解して来たので、何回かに分けて記事を書く。Windows APO (オーディオ処理オブジェクト Audio Processing Objects) は、あらゆる Windows Audio を処理するカスタマイズ可能なミドルウェア(群)である。実体は COM のDLLであり、ユーザーモードのドライバーでもある。ユーザーが指定、あるいはアプリケーションが指定して、またははより低位(物理層)のオーディオデバイスドライバーが指定して、オーディオ関連処理を実行することが出来る。

既定のAPO

低音処理や仮想サラウンドなどの一般的な機能は、Windows の既定のAPO として実装されていて、INFで指定して低位のドライバーと組み合わせて利用出来る。以下は既定のAPOの設定UIパネルの例である。

EnOcean Journal と Open House Event

11月4日に EnOcean Alliance 日本支部オープンハウスイベントと、翌11月5日に EnOcean Alliance 日本支部イベントが、以下の羽田イノベーションシティ で行われた。

羽田イノベーションシティは、
旧羽田空港ターミナル跡地に建設の複合施設。2020年夏に先行施設が開業し、2022年グランドオープンの準備を進めている、国土交通省の「羽田空港跡地まちづくり推進計画」に基づいて研究施設、商業施設、ライブハウスなどが配置される。

ここに東日本電信電話株式会社、丸紅情報システムズ株式会社、株式会社ニフコによる EnOcean エネルギーハーベスティング無線技術を用いた IoTシステムの導入が進められている。詳細は同時期に刊行された
EnOcean Journal 日本版に載っている。


EnOcean Alliance Journal https://www.enocean-alliance.org/wp-content/uploads/2021/10/EnOcean_Alliance_2021_JP.pdf
終了

Azure IoT Central 全方位解説セミナー!

今年の夏、8月21日に私が運営に協力する IoT Algyan コミュニティ主催【オンライン】『Azure IoT Central』全方位解説セミナー! を他の有志4人とともに開催して好評だったので、レポートする。

内容は最近の Azure IoT のトレンドである Azure IoT Central である。ワンストップで本格的な Azure IoT システムを容易に始めることが出来る IoT Central だが守備範囲が広くてなって来たので5人で分担、全体を5つのブロックに分けて解説した。
各担当別の資料は以下からリンクしている。

Youtube 動画は以下にある。

Skkynet DataHub service for Microsoft Azure

11月30日にSkkynet社から Skkynet DataHub service for Microsoft Azure がアナウンスされ、即日 Azure Marketplace で公開された。

Skkynet DataHub service は、これまで何回か取り上げ、弊社でも長年販売とサポートして来た 汎用データ処理の拠点となるミドルウェアである。
その最新版である Version 10.0 のリリースと同時に、Microsoft Azure クラウド版が Azure Marketplace で公開されたわけである。このバージョンからリアルタイムのデータ表示やデータ操作に欠かせない WebView はブラウザ不要となった。従来デザインと機能はそのまま、直接 Windows上で動作する Windows ストアアプリ に生まれ変わった。

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