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Device Drivers DEVELOPERS TOOLSCogent DataHub インストールから起動まで

1. DataHub のインストールから起動まで 2. WebView の使い方 3. 組み込みLinuxとの連携 次へ→

1.Cogent DataHubの実行環境の準備

Cogent DataHub v7.1.xをインストールする前に必要な環境は次の通りです。DataHub 7.1から機能が追加され、.NET Framework 2.0以降への対応となりましたので、7.0以前をご利用の方はこの機会にアップデートの検討をお願いします。

  • Windows PC

    動作環境としては、Windows XP SP2 以降のPCが必要です。64bit版へもインストールが可能です。
    WebViewと呼ぶSilverlightを使用したグラフィック表示機能を利用する場合には、ハードウェア性能が画面表示速度に影響を与えますので、Ultra Mobile PC(いわゆるネットブック)ではなく、Windows Vista以降のAeroに対応できる程度のグラフィック・アダプターを備えたPCを推奨します。

  • Microsoft .NET Framework 2 以降 (Windows XP 環境のみ必要)

    事前インストール

    Windows Vista以降の環境であれば.NET Frameworkの事前インストールは不要です。
    Windows XP SP2 以降の環境では、インストール前に最新の.NET Framework 4.0を以下のリンクから入手して事前インストールしておくことが可能です。

    http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/ff687189.aspx

    オンライン・インストール

    事前インストールをしない場合でも.NET Frameworkのインストールが必要なWindows XPへのインストール時には、次項のインストール手順に従ってインストール開始後、使用ライセンス確認後に以下の画面が表示されます。インターネットに接続している場合には、このメニューで「32-bit systems」か「64-bit systems」かのOSアーキテクチャを選択して、動作に必要なMicrosoft .NET Framework 2のオンライン・インストールを開始することができます。

    .NET Framework 2のオンライン・インストールを行う場合は、最初にOSアーキテクチャを選択すると次のようにダイアログで2回警告が出ますので、いずれも「実行」をクリックします。

    その後.NET Framework 2のセットアップ開始画面が開きますので「次へ」をクリックしてインストールします。

    .NET Framework 2のセットアップ完了画面で確認後、OSアーキテクチャを選択が表示されたままですので「Cancel」をクリックして一旦このダイアログを閉じます。
    「Cancel」クリック後「Are you sure you want to quit Cogent DataHub Setup?」のダイアログが表示されるので、「はい」をクリックして終了後、再度インストール用実行ファイル (CogentDataHub-7.x.x-??????-Windows.exe) を起動してインストールを開始します。

    正しく.NET Framework 2がオンライン・インストールされていれば、DataHubのインストールが自動的に先の画面に進みます。

  • Silverlight 4

    事前インストール

    Silverlight 4 はWebViewとセキュリティ管理機能が使用します。以下のリンク先から入手可能です。インターネットに接続している環境であれば最初にSilverlight機能を使用する時に、オンライン・インストールが可能です。事前にインストールしておく場合には、以下のリンク先にアクセスして入手・インストールが可能です。

    http://www.microsoft.com/japan/silverlight/download.aspx

    オンライン・インストール

    インターネットに接続している環境では事前インストールをしなくてもWebView起動時などの必要時に、Silverlight 4のオンライン・インストールを行うことができます。オンライン・インストール画面は、以下のようにブラウザで必要時に自動的に立ち上がるので、「今すぐクリックしてインストール」をクリックしてインストールを開始できます。

    クリック後は次のようにダイアログで2回警告が出ますので、いずれも「実行」をクリックします。

    「Silverlightのインストール」ダイアログでは「今すぐインストール」をクリックして進みます。「Microsoft Updateを有効にする」ダイアログでは「次へ」をクリックして進みます。このときに「Windows Updateを有効にする(推奨)」チェックボックスは、チェックしてもしなくても、どちらでも構いません。ここでチェックしてもMicrosoft Updateが有効にならない場合があるので、Updateはご自身で管理することをお勧めします。

    インストールが終了すると「インストールが正常に完了しました」のダイアログが表示されます。

 

2.Cogent DataHubのインストール

最新バージョン 7.1.1 を事例にして、DataHubの入手方法とインストール方法を説明します。

  • 入手先

    DataHubのソフトウェアは無償評価版として、Cogent社のダウンロード・サイトにて氏名などを登録することで入手できます。実はこのダウンロードしたソフトウェアは製品版と同じです。ライセンス・キーを別途購入して(弊社でも販売中)入力することで、製品として利用できるようになります。以下のリンク先からダウンロードできます。

    http://www.cogentdatahub.com/

    ダウンロード・メニューの一番上にある Cogent DataHub - full version 7.1.1 だけを入手するだけでDataHub の多彩な機能をWindows上で試すことができます。現時点で最新版は、CogentDataHub-7.1.1-110526-Windows.exe という名前のファイルですが、より新しいリリースが出た場合には、ファイル名の数字の部分が変わっているかも知れません。

  • インストール

    ダウンロードしたファイル、この場合は CogentDataHub-7.1.1-110526-Windows.exe を起動して、インストールを開始します。Windows XPで.NET Framework 2以降の事前インストールをしていない場合には、自動的に前項の「Install .NET 2.0」ダイアログが表示されるので、OSアーキテクチャを選択して、インストールします。

    インストールを開始後、ライセンス確認の後でインストール先のディレクトリや、インストール項目を確認する画面が表示されますが、全てを選択(デフォルト状態)してインストールすることをお勧めします。

     

  • 以下の様に3つのアイコンがデスクチップ上にできればインストールは完了です

3.Cogent DataHubの起動

歯車型アイコンをダブルクリックしてDataHubを起動します。

  • 評価版の制約時間

    ライセンス・キーを入力しない場合、DataHubは評価版として動作します。評価版であっても、様々なDataHubの全機能をが1時間、継続して使用することが可能です。DataHub の起動後1時間立つと、「Expired」(時間切れの警告メッセージ)出て、Cogent DataHub が一旦終了します。しかし再起動することで、再び1時間ずつ継続して使用できます。

    実際の表示は起動画面に隠れて見え難いのですが、数秒待つか起動画面の内側をクリックすると消えます。また、以下の赤丸の部分をクリックして起動確認をすることも可能です。

    DataHubを初めて起動する場合、PC環境の設定によっては次のようなセキュリティ設定の確認の警告が表示される場合があります。それぞれ「アクセスを許可する」または「ブロックを解除する」をクリックして、DataHubが使用する通信ポートのブロックを解除します。ブロックを解除しないと、DataHubが通信を行う事ができません。

  • タスクトレイ

    DataHubは全ての機能が1つのメニュー・プログラムから呼び出すことが出来るようになっている、タスクトレイ常駐型のアプリケーションです。従って動作中であれば、メニューを閉じてもタスクトレイの歯車アイコンを右クリックすることで、呼び出すことが可能です。

    メニュープログラムは1番上の「Cogent DataHub」を指定して起動します。右クリック・メニューから呼び出し可能な他の機能は、それぞれの個別機能を呼び出す「ショートカット」となっています。

 

4.Cogent DataHubのメニュー

以降は、Cogent DataHub 7 の代表的な新機能であるWeb Viewを使用する方法を事例にして、DataHubの使い方を示します。

 
1. DataHub のインストールから起動まで 2. WebView の使い方 3. 組み込みLinuxとの連携 次へ→

テクニカル・サポート

弊社運用の技術情報サイト Techmemo.net 内において、Cogent DataHub v7 の技術情報告知サポート・フィーラム(日本語掲示板)を運用しています。Cogent Real-Time Systems 社 本家のCommunity Forum と合わせてご利用下さい。


株式会社デバイスドライバーズ
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