Fedora Core 3のカーネル・ソースのインストール方法

1.はじめに

Fedora Core 3では、標準でカーネルソースがインストールされなくなりました。SRPMSからのインストール方法は以前から、RELEASE-NOTES-en.html等に書かれていましたが、頻繁に参照するのでここにも載せます。

SRPMSからカーネル・ソースをインストールする方法です。同様に、up2date等で入手したupdate版カーネルのソースも作成することができます。

2.SRPMSの入手

KDDI のミラー

updates のミラー

または、以下のup2dateコマンド

# up2date --get-source kernel

3.ソースのインストール

# rpm -ivh kernel-<version>.src.rpm
# cd /usr/src/redhat/SPECS
# rpmbuild -bp --target=<arch> kernel-2.6.spec

カーネルソースは、
/usr/src/redhat/BUILD/kernel-2.6.9/linux-2.6.9
のように、/usr/src/redhat/BUILD以下にできる。

後はソースを移すなり、そのままコンパイルするなり... 例によってMakefileのバージョン番号には要注意。

インストールされるpatchの素性はkernel-2.6.specを見ればわかる。

※ 複数バージョンのカーネル・ソースをインストールした場合、kernel-2.6.specは上書きされる。

4.configファイル

カーネル、pact、configファイルは、/usr/src/redhat/SOURCES以下

Last editted on 12/10/2004
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