cpioフォーマットのinitrdイメージの展開と作成

1.はじめに

FedoraCore 3 等に含まれる、mkinitrd 4.1以降等では、initrdのフォーマット(*.img)が従来のloopback mount imageからcpioフォーマットに変わりました。mkinitrdコマンドを使用してinitrd imageを作成する手順と、新しいinitrdの拡張子が *.imgのままで変わらないのでわかり難いのですが、注意が必要です。

cpioフォーマットのinitrdの内容を確かめたり、手作業で修正したりする場合には、以下のような手順になります。

2.作成したinitrdイメージの展開例

/boot/initrd-2.4.9 ディレクトリ以下にinitrdイメージを展開します。

# cd /boot
# mkdir initrd-2.4.9
# cd initrd-2.4.9
# zcat ../initrd-2.4.9.img | cpio -i -c

3.initrdイメージの作成例

/boot/initrd-2.4.9 ディレクトリ以下のファイルからinitrdイメージを作成する例です。

# cd /boot/initrd-2.4.9
# find . | cpio --quiet -c -o | gzip -c > ../initrd-2.4.9-new.img

Last editted on 11/29/2004
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